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ニビイロ−番外編−

※下に書いてあるのはト書きです。
※アドリブを入れるのは自由ですが、台詞の意味などは変えないでください。
※3番タイムなどに、自分の役の台詞とト書きだけでも良いので、ちゃんとチェックしてから演じてください。
※基本的に、色のついたセルは、ト書きです



※今回は、番外編なので、キャラ破壊が激しいです。
 ついでに、作者の趣味がほぼ全開ですので、多少の電波、カオスはお許しください。


ニビ 25歳前後 一応主人公
詳細不明のサイボーグ。(四肢機械)
本人に関する記憶を一切失っている。
ニビの街の工場では、用務員兼事務の手伝い(いわゆる雑用)の仕事をしている。
基本的には、口数は少なく、穏やかな性格をしている。
エンとタタラを穏やかに見守っているようなタイプ。
エン 20歳前後 「ハコビ/ソラ」の一族の一人
ハコビの頭領の息子。
へヴィスモーカーでドライなようで結構熱血(?)タタラとは家が近所で、幼馴染。
エアフォークで物資を運んで空を飛び回る。
タタラとはよくからかい合う仲ではあるが、若干タタラの兄のような表情を見せることもある。
今回、台詞が多いです。
心の声は、『北の国から』をイメージして遠い目をしながらやってください。
タタラ 20歳前後 「ホムラ」の一族の一人
ホムラの頭領の娘。
女伊達等に鍛冶場で働いている。
口調が男っぽいだけで、中身は列記とした女である。
基本的男らしさを意識した感じで喋る。
※できれば、かわいさを取っ払ってください。
 イメージ的には、もののけ姫のサンが近いかも?
ヨク 40代後半〜50代 「ハコビ/ソラ」一族の長
エンの父親。フイゴとは幼馴染で、よく似た性格をしてはいるが、
ヨクのほうがかなり短気であり、頑固で喧嘩っ早い。
工場内に響くような怒声でよくエンたちを怒っている。
マドラ タタラとエンより二つぐらい年上。
バーの店員。(店長の娘)カテ一族の一人。
 明るい女の子。かなりの巨乳。ギャル系の乗り。
女の子に「カッコいいv」とか言っちゃうタイプ。
宝塚で言ったらタタラが男役だとすれば、彼女は娘役。
ママ 三十代
ニビの街・色街でオカマバー「月の華」を経営する。
街のオカマ衆のみならず、色街で働く者達から頼られているママ。
たまに男らしい表情を見せる。
ルルカ 20代中盤
若いオカマ。
左足がツクラレ。
ルルカとリリカは双子。
(けっしておすぎとピーコではありません。)
ツクラレになってからママに拾われた。
ちょっと灰汁が強いが良い人たち。
リリカ 20代中盤
若いオカマ
右足がツクラレ。
ミミカ 20代前半
オカマ。
月の華の店員。微妙に不思議ちゃん?
エンを助けたのは良いが、その際に怪我をして店に出られなくなる。
ロリッぽい声と漢字の『漢』と書いて男らしい声が使い分けられる人がベストです。
オカマ1
ナレ











エン
(心の声)
『拝啓、親父、おふくろ…早いもんで俺もそろそろ一人前になれる時期が来たようです。
 親父……いや、父さん。父さんはいつも俺に言っていましたね』
気持ち、BGMに「北の国から〜」のテーマが流れてそうな感じに遠い目をしながら。
ヨク 「男ってぇモンはいろーんな物を見て成長していくもんだぁ。
 いろいろってぇのはなぁ…そりゃぁもう、いろんなもんだぁ」
エン
(心の声)
『…とか、何とか…まぁ、わけのわからない事をよく俺に言ってくれていたもんですが…
 そういえば、父さん……覚えてらっしゃいますか。 俺が幼かった、あの夏の日の事…』
ヨク 「おい、エンよぉ。お前も男だからいろいろ経験するだろうが、
 それを怖がっちゃぁいけねぇよぉ。
 ましてやソラの男は、何があっても驚いちゃぁいけねぇ。
 空を飛んでりゃ、いろんな事が起こるもんさぁ……。
 だけどよぉ、どんな事が起きても、自分の大切なもんは棄てちゃぁいけねぇよぉ。
  ちなみに俺が賭場で負けても、母ちゃんに身包み剥がされてもパンツだけは死守するのは、
 『大切なもん』がそこにあるからだぁ。そりゃぁ父ちゃん、その下の大切なもんは他の奴よりすげぇよ?
 だがそれを晒さねぇってぇのはなぁ…大体にしてパンツは常に二枚…」
最後の部分は、強制終了気味に。
エン
(心の声)
『と、おっしゃいましたね……えぇ、確かに父さんはそうおっしゃいました…が
 …俺は今…大切なもんを失いかけています…』
ナレ 現実に帰ればそこは…。
ママ 「ほぉら可愛くなったぁ!」
ものすごく嬉しそうに。
ルルカ 「ねぇ?ママ、あたしが言ったとおりでしょぉ?」
ママ 「もう、ルルカちゃんったらぁ、逸材発掘するのが本当にウマいわねぇ」
ルルカ 「もう、ママったらぁ」
エン 「……あ…あの、俺……帰ります」
ママ 「あぁ?!なんぞ言うたかこのガキャ!!」
男に帰って。
ドスを効かせて。
エン 「あ…えっと…」
余りのドスの聞き具合に、いつもユルいエンも今は形無し。
ぶっちゃけ、怯えている。
ルルカ 「しょうがないじゃなーい。ミミカ怪我しちゃったんだからぁ」
リリカ 「そうよー、ミミカ一人居ないだけでもうちの店、大変なんだからぁ」
エン 「だ…だがよぉ、いくらなんでも…こりゃぁ…」
ママ 「あらぁ、何を躊躇ってるのよぉ。
 良く似合ってるわよぉ?エンジュちゃん?」
ニューハーフに囲まれた女装姿のエン。
エン 「いーーやーーだーーーーーー!!!」
心からの叫び。魂の叫び。
エン
(心の声)
『父さん…俺は、翼の折れたエンジェル……じゃなかった。
 俺は………どうしたら良いんですか……』
再びモノローグ〜エンの回想〜
ニビの街の中にある裏路地のバー。そこには、若者が多く集まる。
エン、ニビ、タタラもよくそこに遊びに行く。
三人はいつもの指定席(ボックス席)で駄弁っている。
エン
(心の声)
『そう、あれは……つい何時間か前…いつものようにバーに行った時だ。
 すべての始まりは…それしかないだろう』
マドラ 「もー!タタラぁ!すっごくカッコいいよ〜!!」
ジリアテで遊ぶタタラに、仕事を無視してかまい続ける。
ジリアテ……ダーツみたいな遊び。
タタラ 「……マドラ、私は…女なんだが……」
マドラ 「もうキスしたいぐらい好き〜〜〜!!
 女でも男でも関係ないわ!もう、大好きよ〜〜〜〜!!」
タタラ 「マ…マドラ……」
ギューッとマドラの大きな胸に抱きしめられ、窒息しそうになりながら困っている。
ニビ 「…タタラも女の子なのに…」
その状況を見て、苦笑している。
エン 「男みてぇなカッコばっかしてっからだろ。
 たまにはマドラ見てぇに女らしいカッコでもして見ろってんだ」
タタラ 「……!!」
ニビ 「あ、それ良いかも。
 タタラだってお祭りの時に女の子の格好すると、すごく可愛いじゃない」
タタラ 「う…わ、私はっ…」
マドラ 「じゃぁタタラ、こっちで綺麗になろっ!」
ズルズルとタタラを引っ張って店の奥に入っていく。
タタラ 「え…マド…うわぁぁぁぁ!!ニビっ…見てないで助けろぉぉぉぉ!!」
以下、店の奥から聞こえてくるドタバタ
マドラ 「キャハvタタラってば胸おっき〜!」
タタラ 「やめろ!脱がすなぁぁ!!」
マドラ 「髪解いてアップにして見ようよ〜!そうすればもっと女の子らしく見えるから!」
タタラ 「そんなの塗ったくるなぁぁ!!」
マドラ 「大丈夫だってばぁ!おとなしくしといたほうが身のためよぉ?」
タタラ 「な…なんだその笑いは………待て…待て…いやだ…まて……
 ウギャァァァァァァァ!!父様っ、父様ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
〜数分後、タタラ出てくる〜
そこには、美少女が立っていた。
ニビ 「可愛いよ、タタラ!」
タタラ 「………くっ…」
顔を赤くしてうつむいている。
羞恥心とか怒りとかが入り混じっている。
エン 「馬子にも衣装ってやつだなー、オカマよかましかぁ」
タタラ 「……バカァァァァ!!」
タタラの幻の左ストレートが炸裂。
鍛冶場で鍛えられているので、かなりの威力。
SE(店の外に放り出される音)
エンは店の外に止めてあった自分のソライスの胴部に激突する。
ニビ 「大丈夫?……だけど、今のはエンが悪い、ごめんなさいは?」
店の外まで追いかけてきて、倒れているエンの顔を覗き込んでいる。
幼い弟に接するお兄さんのような口調で。
エン 「だれが言うかぁぁぁ!!」
そのままソライスに乗って、その場から逃げる。
エン
(心の声)
『……と、まぁ、そこまでは良かった…そこまでは良かった。が…」
あてもなく、空を走るエン。
だがエンジンに異変がおきる。
エン 「……ん?」
エンジンが止まり、真っ逆さまに落ちていく。
エン 「…うわ…うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
―――色街の裏路地
ゴミが積み重なって山になっていたので、それがクッションになり、エンは無傷。
ミミカ 「…大丈夫?」
倒れているエンをしゃがんで観察している金髪の女(?)
花のたくさんついた日傘や、リボンなどがたくさんついたドレス…とかなり派手な格好をしている。
エン 「……う…ここは……」
ミミカ 「色街、貴方は誰?空から落ちてきたけど、天使?」
エン 「……」
ミミカ 「とにかく…それじゃぁ家に帰れないでしょ?うちの店に来れば何とかなるわ!」
エンをそこから運ぼうと、担ぐ体勢になる。
ミミカ 「…ドッセイ!!オリャァ!!」
やたら漢らしい声になって。エンを背負う。
エン 「……なんだ?…ねぇ、お姉さん」
ミミカ 「なぁに?」
エン 「背中、意外にゴツイんっすね…しかも、今の声……」
ミミカ 「だってミミカ、ニューハーフだもん!」
エン 「えぇええ…じゃぁ、店って…」
ミミカ 「オカマバー」
ナレ 「彼女(?)が立ち止まった目の前には、「月の華」と書かれたちょっと派手なネオンの看板があった」
ママ 「いらっしゃぁいv あら、ミミカちゃん、同伴なのぉ?でもまだお店開くまで時間あるわよぉ?」
ちょうど買出しから帰ってきたようで、両手に大きな荷物を抱えている。
ミミカ 「違うの、ママ。この子拾ったの!空から落ちてきたんだけどちょっと店で休ませてあげて」
ママ 「良いわよ!勿論よ!」
オカマバー「月の華」店内
ママ 「ウホッ!いい男!」
エンの顔をじっくり見て一言。
エン 「……ど、どうも」
ママ 「で、どうしてこの街に居たのよ。あんた、ニビの人間?……っていうか、名前ぐらい言いなさい!」
エン 「俺はソラのエンです。この街の出身で…」
ママ 「あら、ヨクさんの息子さん?」
エン 「親父知ってんですか!」
ママ 「知ってるも何も……私も元はハコビの人間だからね。とってもお世話になったのよ」
エン 「そうなんすか?!」
ママ 「覚えてなーい?!小さい頃はあんなに『リフ兄ちゃん、リフ兄ちゃん!』って甘えてきた癖に〜!」
エン 「……リフ兄ちゃん?!」
エンの小さい頃、ハコビの集落に、『リフ』と言う青年が居た。
彼はエンを含めて、小さな子供たちとよく遊んでくれた。
面倒見もかなりよく、ゴツイ身体ではあったが、女性的な面もあった。
エンは、自分の本当の兄のように接し、彼はある日を境に、エンの目の前から居なくなった。
ママ 「思い出してくれてたぁ〜?エンちゃぁんv」
余りの嬉しさに、エンをギュゥゥゥゥゥっと抱きしめる。
エン 「…グハッ…ちょっ、たっ……」
エン
(心の声)
『父さん…世の中には何が起こるか、本当に分かりません。
 僕はちょっと…あのリフ兄ちゃんが…カッコ良くて、いつもみんなと遊んでくれたリフ兄ちゃんが……
 そんな事を考えるよりも…僕は…先に、兄さんや姉さんと同じ国に行きそうなわけで……』
ルルカ 「ちょっと、ミミカどうしたのぉ?」
リリカ 「ちょっと、足腫れてるじゃないのぉ!」
ミミカ 「あ、そう言えば、エンちゃんを拾ってくる前に、ミミカ転んじゃって…足ひねっちゃってたぁ…」
ボックス席のソファに座り込む。
ママ 「そういえばじゃないでしょう?!」
ルルカ 「だ…大丈夫ぅぅ?!」
リリカ 「ルルカ!救急箱!あたし氷もって来るわ!!」
ドタバタと、二人のオカマは店内を走り回る。
エン 「……俺の、為に……?」
その様子を見ている。
ルルカ 「ちょっとぉ!病院!病院行かなきゃ!折れてるかも知れないわぁぁぁ!」
リリカ 「どうするの?!こんなんじゃ、今日お店に出られないわよぉ?!」
ミミカ 「どうしよう……」
ママ 「困ったわねぇ…今日、団体さんの予約が入ってるのに」
ルルカ 「だったら……この子を代わりに……」 オカマたち、エンに詰め寄る感じで。
エン 「え…?!」
ママ 「良いわね……」
エン 「え?…え?…えぇええええ?!」
ママ 「や ら な い か」
エン 「…すっ…すっ…すっごぉく…ってウギャァ!!」
ナレ 「エンは、オカマたちに揉まれながら考えていた。
 あれ?これってどこかで見た光景だぞ?
 人生って、なんなのか……あのカッコよかったリフ兄が、オカマになっているなんて…
 ところで、今回作者は悪乗りし過ぎじゃないか…と」
エン
(心の声)
『……と、言うわけで現在のこの状況に至る』
ナレ 「朝礼…。
この店には、朝礼がある。
店に所属する20名ほどのオカマ達が集っている」
ママ 「って、訳で、くれぐれも問題を起こさないで頂戴ね。
 まぁ、皆なら大丈夫だって、私は信じてるけど」
ルルカ 「今日はミミカの代わりに、新しい子が手伝ってくれるわよ!」
リリカ 「ほら、挨拶して」
エン 「え……エンジュでーす」
皆の前に立たされて、ものすごくやる気なさそうに。
オカマ1 「ママー、この子ホントに私等と同類?超やる気なさ気なんだけどー」
ママ 「しょうがないのよ!臨時要員なんだから!」
リリカ 「あんたも、ちゃんとしなさいよ!」
エン 「何も俺まで女装する必要…」
ママ 「しょぅがないじゃないの、男が四の五の言ってんじゃないわよ」
エン 「だけどよぉ…」
リリカ 「まぁ、良いじゃないの。ママ、もう時間がないわ!」
ママ 「はっ、そうだった…店を開けるわよ!!皆!!」
ナレ 「月の華が開店するのは、週明けを除き、午後八時から深夜2時までの間。
 その間は、この色町が一番忙しい時間である。
 もちろん、閉店時間はしっかりと決まってはいるのだが、客がいればそんなことは関係ないのが、
 この業界の暗黙の了解である」
エン
(心の声)
『父さん…僕は、この世の中が、ちょっと信じられなくなってきた訳で…
 父さん……これは、大人の世界と言うやつなのでしょうか…』
タタラ 「おい、エン……エン、大丈夫か?」
エン 「ん…?」
ナレ 「目が覚めると、目の前にはタタラとニビ。
 彼が倒れていたのは…」
タタラ 「すまん……やりすぎた」
ナレ 「タタラが、申し訳なさそうな表情で、こちらを見ていた。
 だが、タタラの服装は、やはり女物の服」
エン 「…やっぱり、今のは…夢だったのか」
ほっと胸をなでおろす。
タタラ 「ん?…まぁ、なんだか知らないが……ママさん、エン、目が覚めたようだ」
後ろのほうに声を掛けるように。
エン
(心の声)
『え…ママ…さん?』
ママ 「もう、エンジュちゃん探したわよぉ!」
ズズイと出てくる。
エン 「え……えぇええ?!」
ママ 「ほら、今日も団体さん入ってるんだから…!ミミカちゃんが復帰できるまで店手伝う約束でしょ!」
当然のように、エンを担ぎ上げ、ノシノシと歩き出す。
エン 「え…ちょっ、タタラっ…ニビ!見てないで助けろぉぉぉぉ!!」
タタラ 「いや、私もこれから行く所があるから無理だ」
ニビ 「僕も、これからちょっと伝票の整理があるから」
エン 「薄情もーーーーん!!離せぇぇぇ!俺は帰るぅぅぅぅ!!」
ママ 「四の五の言ってないで男なら責任を全うしなさいよっ!タワーブリッジ!」
担がれてもなお、暴れ続けるエンに、タワーブリッジを仕掛ける。
SE (ゴキッ)鈍い音
エン 「ウギャッ…」
ナレ 「月の華のママの背中に揺られながら、エンは思った。
 これは、夢なのか、それとも現実なのか…
 俺は…本当に何なのか…とかなんとか…」
ニビ 「いいのかなぁ…」
ママとエンの背中を見送りながらため息混じりに。
タタラ 「いいんだ…あれで」
ニビ 「ちょっとエンがかわいそうな気がするんだけど…タワーブリッジって…」
タタラ 「……助けてくる…スクリュードライバーで」
エンとママを追って走り出す。
ニビ 「……タタラー、そのままいつもの3倍の回転を加えちゃだめだよー」
タタラ 「大丈夫だ…ちなみに、今だから言えるが、3年前……エンの上履きを隠したのは私だ」
やけに晴れ晴れとした口調で。
ニビ 「え?!今そんな余罪の告白されても困るよ?!」
エン
(心の声)
『父さん…俺は、なんか知らない運命の渦に、巻き込まれているような、居ないようなわけで…
 3年前、俺の上履きを隠したのは、タタラだったと言うのが判明したのは、
 頭にくると言うよりも、悲しいような…ちょっと切ないような…でも、今はそんな事はどうでもよくて…』
ナレ 「これが、ある休日のニビ、エン、タタラの風景である。
 この後、エンがどうなったか…タタラがエンの救出に成功したのかは、
 神のみぞ知るところである」
エン
(心の声)
『タタラ…そう言えば、俺もずっと言えなかったことがある……タタラ…小さいころ、お前に…お菓子だって食わせたの…
 あれ、石鹸なんだ…お前、『異国のお菓子か』って普通に食べてたけど…あれ、姉さんが作った石鹸なんだ…
 …あの後、タタラ大変な事になってたけど…ホント、ごめん…
 ごめんね、タタラ…でも、これぐらいは、五分五分だよね…それぐらいは…許されるよね…』
若干遠い目をしながら。
ニビ
(心の声)
『エン、タタラ、ごめん…この間、エンとタタラのお弁当がなくなったアレ……フイゴ親方とヨク親方に、
 二人のお弁当もあげちゃったからなんだよね…
 お腹空いてそうだったんだもん…やっぱり、駄目だったかなぁ…アレ…』
ナレ 「ちなみに…高校二年生のころ、こっそり出したはずのラブレターが、翌週学校に行くと、黒板に張り出されており、
 いまだにクラスの同窓会には呼ばれた事がない…と言うのは、作者のリアルな話である。
 …こんなわけの判らない話になると、誰が想像できただろうか。
 作者もなにがなんだか未だに判って居ないまま書いていると言うのが本音だ。
 …もう、これ以上のカオスは体に悪いだろう……強制的に終わらせてみるのが良案だ…」